奥原希望さん

「競技人生最大の目標」に向けて

　東京オリンピック・パラリンピックを応援するサイト「ALL FOR 2020」の企画「東京・わたし」から、今回はバドミントン女子シングルスで、リオデジャネイロオリンピック銅メダルの奥原希望さん（25）＝太陽ホールディングス＝を紹介します。

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　新型コロナウイルスの影響で中断されていたワールドツアーが７カ月ぶりに再開され、10月の初戦で２年ぶりに国際大会で優勝した。「最高のパフォーマンスを出せるよう、練習でも試合をイメージしながら動きました。どこに来るか分かる『パターン練習』も試合と同じ意識で待つ。一つ一つの積み重ねが最も大事。地道な練習で動きの質とスピードが上がり、今大会は目の前のラリーに集中できました」と振り返った。

　コロナ対策で、会場内は選手やスタッフ、観客を合わせて500人に制限されたが、拍手などの応援を受けた。「無観客の静寂に比べれば、ありがたい。ネット交流サービス（ＳＮＳ）の反応でも、喜ぶ声が多くありました。完全な形でなかったとしても東京オリンピックで、スポーツの素晴らしさを多くの人に実感してもらいたい」と感じたという。