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比較住宅都市研究会主宰 海老塚良吉

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海老塚良吉氏
海老塚良吉氏

地方の衰退 再生に求められる実践力のある人材

 私は住宅政策に関心を持ち、大都市の住宅問題に現役時代は取り組んできましたが、十数年前の大学の非常勤講師時代に、地方都市の問題や中山間地域についても講義で取り上げ、地方の衰退に関心を深めるようになりました。

 2014年に茨城県龍ケ崎市の中心市街地問題のシンポジウムに参加したことがきっかけで、龍ケ崎市に通い始めました。千葉県船橋市の自宅から車で1時間と容易に通えるところで、継続して関わっていくことができるため、市民共働のグリーンツーリズム活動から取り組みを始めました。

 茨城県南部の龍ケ崎市は、人口は14年の8万人をピークに減少していて、20年には7万8000人ほどになっています。常磐線上野駅から50分の龍ケ崎市駅(20年に佐貫駅から名称変更)が玄関口となり、ここから関東鉄道竜ケ崎線で二つ目の竜ケ崎駅が終点となり、中心商店街が東に4キロにもわたり続いています。昭和40年代までは繁栄した中心商店街ですが、現在は8割の店舗が閉鎖されてシャッター商店街となっています。

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