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第15回千歳会刻字展 安定感ある書技

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 第15回千歳会刻字展(13日まで、東京・銀座の鳩居堂画廊3階)は、中核メンバーが確実で安定感のある書技を披露している。

 薄田東仙さん「共生」=写真[1]▽齊藤瑞仙さん「育徳」=同[2]▽中川游人さん「馬耳東風」▽榎秀郎さん「華下游舟」▽飯田桂子さん「燈々無盡」は、題材の選び方、書体、刀法、彩色など独自の表現に挑んでいる。

 さらに、時代を反映したのだろうか、言葉に込められた思いを探ってみるのも興味深い。韓国や中国の現代作品と比べると、日本の刻字作品は色彩や文字造形の点では不思議なくらい落ち着いた表情をみせているように思われる。全体的には同様な傾向を示していると感じた。

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