甲府市職員の自殺、遺族が公務災害申請 残業月180時間超「労働環境見直しを」

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甲府市役所本庁舎。向山敦治さんは出入り口付近に倒れていた=甲府市で2020年12月8日午後0時44分、金子昇太撮影
甲府市役所本庁舎。向山敦治さんは出入り口付近に倒れていた=甲府市で2020年12月8日午後0時44分、金子昇太撮影

 甲府市職員の向山敦治(あつじ)さん(当時42歳)が今年1月に自殺したのは長時間労働による過労が原因だったとして、遺族が9日、民間の労働災害に当たる「公務災害」の認定を地方公務員災害補償基金山梨県支部に申請した。遺族への取材で判明した。自殺前の2019年12月の残業時間は180時間以上と推定され、遺族は市に対し「労働環境を見直してほしい」と訴えている。【金子昇太】

 向山さんは1月17日午前5時25分ごろ、甲府市丸の内1の市役所本庁舎の北西側出入り口付近に倒れているのを警備員に発見された。病院に搬送されたが、死亡が確認された。関係者によると、残業のため庁舎に残っていた向山さんは同日未明に6階から飛び降りたとみられる。

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