特集

新型コロナウイルス

新型コロナウイルスのニュース、国内での感染状況を報告します。

特集一覧

「崩壊に近い」 地域医療に影 専門家「旭川だけの問題ではない」

  • はてなブックマーク
  • メール
  • 印刷
出産したばかりの女性の感染が判明し、院内での分娩を当面停止した旭川赤十字病院=旭川市で2020年12月10日、渡部宏人撮影
出産したばかりの女性の感染が判明し、院内での分娩を当面停止した旭川赤十字病院=旭川市で2020年12月10日、渡部宏人撮影

 北海道旭川市の二つの病院で発生した新型コロナウイルスのクラスター(感染者集団)が、同市周辺の地域医療に深刻な影を落としている。東京や札幌など大都市圏と異なり、地方都市は医療体制が貧弱で、クラスターの発生が医療崩壊に一気に結びつく危険がある。

妊婦が2度転院、手術予定患者も一時退院

 新型コロナのクラスターの発生で、北海道旭川市の医療体制は逼迫(ひっぱく)状態が続く。看護体制の強化などを目的に、自衛隊が派遣されるなど深刻な事態となっている。

 同市の基幹病院である旭川赤十字病院では7日、入院患者1人の陽性が確認された。感染したのはその2日前に院内で出産したばかりの30代女性だった。

 感染が広がっている懸念もあり、病院側は院内での分娩(ぶんべん)を当面の間中止することを決定。分娩を控えていた40人はほかの病院で対応してもらうことになった。

 しかし、40人のうち30人は、すでにクラスターが発生した旭川厚…

この記事は有料記事です。

残り1913文字(全文2315文字)

【新型コロナウイルス】

時系列で見る

次に読みたい

あわせて読みたい

注目の特集