ヤマネも森も守る 湊・関学大教授が山梨・北杜に研究所 「ありふれた生物」も調査

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希少動物のヤマネ。背中の黒い線が特徴の一つだ=去石信一撮影
希少動物のヤマネ。背中の黒い線が特徴の一つだ=去石信一撮影

 関西学院大教授の湊秋作さん(68)が12月、自宅がある山梨県北杜市高根町下黒沢で、一般社団法人「ヤマネ・いきもの研究所」を開所した。ヤマネとその他の生物の調査研究や情報発信を通じ、国連で採択されたSDGs(持続可能な開発目標)の達成という世界規模のテーマや、野生動物が自由に道路を横断できる橋やトンネル「アニマルパスウェイ」の設置促進という身近な課題まで取り組み、豊かな自然の維持を目指す。【去石信一】

 ヤマネはネズミの仲間で、樹上を中心に森林に生息している。日本の固有種で、国の天然記念物。数が少なく、夜行性でもあるから一般の人が目にすることはめったにない。湊さんはその研究の第一人者で、八ケ岳など全国各地で生態を調べている。「森の生態系の上位におり、ヤマネを守ることは森林を守り、森林の恩恵を受ける人間を守ること」と話す。

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