コロナで住む場所や仕事を失った人たちを支援 「コロナ禍の東京を駆ける」出版

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「コロナ禍の東京を駆ける」の出版に携わった(左下から反時計回りで)小林美穂子さん、和田静香さん、稲葉剛さん、宍戸正博さん、佐々木大志郎さん=東京都中野区で2020年11月23日午後5時46分、遠藤拓撮影
「コロナ禍の東京を駆ける」の出版に携わった(左下から反時計回りで)小林美穂子さん、和田静香さん、稲葉剛さん、宍戸正博さん、佐々木大志郎さん=東京都中野区で2020年11月23日午後5時46分、遠藤拓撮影

 新型コロナウイルスの影響で、住む場所や仕事を失った人たちのSOSが後を絶たない。現場に駆けつけ支援している一般社団法人「つくろい東京ファンド」スタッフの小林美穂子さん(52)らが11月末に「コロナ禍の東京を駆ける」(岩波書店)を出版した。ワーキングプアの人らが生活保護を申請する際に同行したり、アパート探しに付き添ったりする様子を通して、「公助」の現状と課題をつづった。

 「つくろい」は2014年設立。中高年男性を中心とするホームレス当事者ら向けの個室シェルターや、懐具合が寂しくても利用できる「カフェ潮の路」を運営し、彼らの生活再建を支えてきた。だが、コロナ禍でカフェは3月から段階的に休業。4月上旬、緊急事態宣言でネットカフェが休業要請の対象になると、メール相談フォームを設けた。

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