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峠のトンネル群と港の鉄道遺跡・日本遺産

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峠のトンネル群と港の鉄道遺跡・日本遺産

/19 湯尾トンネル(南越前町湯尾) 内部は総レンガ造り /福井

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通学路にも使用されている湯尾トンネル=福井県南越前町湯尾で2020年7月4日午後0時53分、大島秀利撮影
通学路にも使用されている湯尾トンネル=福井県南越前町湯尾で2020年7月4日午後0時53分、大島秀利撮影

 旧北陸線のトンネル群で現存する11本(非現存2本)のうち最も北側に建設されたのが湯尾(ゆのお)トンネル(368メートル、南越前町湯尾)だ。

 同町今庄観光ボランティア協会会長の高谷皓之さん(77)は「今庄から北側の府中(現越前市)に出るには、北陸道の湯尾峠(標高約200メートル)を越える必要があった。この峠は、疱瘡(ほうそう)(天然痘)よけのお札を出した霊場でもあり、その直下にトンネルをくりぬいた」と解説する。

 建設を請け負ったのは盛岡市の盛陽社だったが、後に、鉄道で実績のあった鹿島組に引き継がれ、1895(明治28)年ごろに完成した。

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