<学び舎(や)に灯がともる>
さまざまな理由で「学びの場」を求める人々の受け皿となる夜間中。その県内での開校がいよいよ来春実現することになったが、開校を求めてきたのは入学希望者だけではない。県内では教員や市民らも設置に向けて力を尽くしてきた。
11月21日、夜間中に関する学習会が高知市内で開かれた。大阪府内の夜間中に通う生徒や教員が登壇。「夜間中で初めて尊敬の念を持って先生と呼べる人に出会った」「夜間中は自分を見つめ直していくことができるところです」。誰もが経験や思いを熱く語った。
主催したのは元教員らで構成する市民団体「高知県に『夜間中学』をつくる会」だ。生徒が主役の学校を作ろうと2018年に発足し、夜間中に関する学習会などを行い、県内での周知活動を続けてきた。
この記事は有料記事です。
残り569文字(全文906文字)
毎時01分更新
新型コロナウイルス禍では、世界中でインフォデミック(偽情報…
なるほドリ また「緊急事態(きんきゅうじたい)宣言(せんげ…
水あめを指と和ばさみでさまざまな動物に形作る日本の伝統工芸…