公務員試験にデジタル枠 IT人材確保、22年度創設 首相方針

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 菅義偉首相は11日、国家公務員採用試験に、デジタル人材確保のための新たな試験区分を2022年度にも創設する方針を明らかにした。中央省庁のIT人材不足が顕著だが、新たな枠を設けることで、「デジタル庁」(21年9月に創設予定)など各省庁でデジタル人材を確保し、行政のデジタル化を進めたい考えだ。

 首相官邸で11日に開催したマイナンバー制度とデジタル基盤の改善を目指すワーキンググループ(WG)で述べた。新たなデジタル区分では、情報システム構築やサイバーセキュリティーなどに詳しい人材を起用する見込みだ。採用者は、数十人程度にのぼるとみられる。23年4月の入省者を選抜する22年度の試験からの導入を目指す。

 11日の会合では、これら行政のデジタル化を実現するための33項目についての方針を示した報告書案をまとめた。「あらゆる行政手続きがスマホで簡単にできる」ことなど、11の個別目標も掲げた。

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