水虫薬患者死亡、製造工程に違反 原料つぎ足し 大阪など31都道府県で処方

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製薬会社「小林化工」が自主回収した「イトラコナゾール錠50『MEEK』」=小林化工提供
製薬会社「小林化工」が自主回収した「イトラコナゾール錠50『MEEK』」=小林化工提供

 福井県あわら市の製薬会社「小林化工」が製造した爪水虫などの皮膚治療薬(経口薬)に睡眠導入剤の成分が混入していた問題で、同社は11日深夜、この薬を服用した患者1人が死亡したと発表した。また、県の調査で、同社が厚生労働省から承認された手順に反し、製造工程で原料をつぎ足していたことも判明。この過程で誤って睡眠導入剤の成分を補充したという。

 同社によると、患者は経口抗真菌剤のイトラコナゾール錠50「MEEK」を服用し、10日に死亡した。同社は、服用と死亡との因果関係などを詳しく調べる。同社は患者の死亡について「極めて重く受け止め、改めて心より深くおわび申し上げます」とのコメントを出したが、亡くなった患者の性別や年齢、居住地は明らかにしていない。

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