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全国高校駅伝2020

2020年12月20日に京都市で開かれる男子第71回、女子第32回全国高校駅伝競走大会のページです。

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ここに注目|高校駅伝2020

男子・倉敷 「腹八分目」の練習メニュー結実 安定感際立つ

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岡山県予選会で好走する倉敷の南坂柚汰(先頭)=岡山県笠岡市で2020年11月3日午後0時28分、伝田賢史撮影 拡大
岡山県予選会で好走する倉敷の南坂柚汰(先頭)=岡山県笠岡市で2020年11月3日午後0時28分、伝田賢史撮影

 男子第71回、女子第32回全国高校駅伝競走大会(日本陸上競技連盟、毎日新聞社など主催)が12月20日、京都市のたけびしスタジアム京都(西京極陸上競技場)を発着点に開かれる。前回準優勝の倉敷は、過去5大会連続で3位以内と安定感が際立つ。

 昨年の都大路は、3区からトップを守りながらも、フィニッシュ直前のスパート合戦で仙台育英(宮城)にかわされて連覇を逃した。アンカーだった長塩寛至(3年)は「あの経験を必ず生かさないといけない。チームを引っ張る走りをしたい」と意気込む。

 それでも、都大路は過去5大会連続で3位以内、うち2回は優勝と近年の強さは群を抜く。外国人留学生を擁するとはいえ、選手の大半は地元・岡山出身者だ。同校OBで指導歴が35年目に入った新雅弘監督が、試行錯誤を重ねながら確立させた「腹八分目」の練習メニューで、毎年じっくりと選手を育て上げている。

 全国最多の都大路連続出場記録を43年に更新した。今年の岡山県予選会は、新型コロナウイルス対策としてトラックレースのタイム合計で競う形となり、新監督は「レースへの不安はあったが、まずは都大路への切符が取れたことは良かった」と安堵(あんど)した。

 都大路で上位に食い込むためのキーポイントになりそうなのが、エース区間の1区だ。県予選会で1区の選手は区間2位と振るわず、中国駅伝では1年生ながら好調の南坂柚汰を起用して区間賞を獲得した。このほか、昨年の都大路に唯一出場した長塩も1区に名乗りを上げそうだ。

 長塩は8月に左脚を疲労骨折し、10月から練習を再開。県予選会では5キロ区間を14分40秒にまとめた。昨年トラックで競り負けた悔しさを胸に、ラストスパートのキレを意識して練習を重ねてきたという。「去年負けた選手(仙台育英の2年・吉居駿恭)に負けたくない。1区で納得いく走りをしたい」と機会をうかがう。

 「安全走行に徹した」(新監督)という県予選会。連覇のプレッシャーから解放された選手たちが都大路でどのような走りを見せてくれるか、目が離せない。【伝田賢史】=おわり

【全国高校駅伝2020】

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