吉良上野介、優しい父の顔 娘への書状、愛知・西尾で公開

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吉良上野介が長女鶴姫に宛てた直筆の書状(部分)=愛知県西尾市の岩瀬文庫提供
吉良上野介が長女鶴姫に宛てた直筆の書状(部分)=愛知県西尾市の岩瀬文庫提供

 「忠臣蔵」で知られる赤穂浪士に討たれた吉良上野介が、推定33歳の時に長女鶴姫に宛てた直筆の書状が見つかった。愛知県西尾市の博物館「岩瀬文庫」で12日から公開している。「頑張って仕事が片付いたらすぐに帰るので、いろいろお話ししましょう」などの内容で、敵役として描かれる吉良とは異なる、人間味あふれる「慈父」の顔が垣間見られるという。公開は27日まで。

 書状は縦15センチ、横約88・5センチで、討ち入りの約30年前の1673年ごろに書かれたとみられる。幕府の仕事で京都に滞在中、江戸にいる当時13歳の鶴姫に宛てたもので、ひらがなを多用し、優しい語り口調で書かれているのが特徴。

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