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痩せれば速くなる? 日本の長距離エース・新谷仁美が警鐘を鳴らす月経問題

ネット交流サービス(SNS)などで積極的に発信する新谷仁美=2020年10月6日午後2時55分、小林悠太撮影

 男子第71回、女子第32回全国高校駅伝競走大会(毎日新聞社など主催)が20日、京都市のたけびしスタジアム京都(西京極陸上競技場)を発着点に行われる。女子ランナーの長年の問題とされてきたのが「痩せれば速くなる」「速い選手は生理が止まる」という考え方だ。無月経や骨粗しょう症を引き起こす危険性もあり、陸上女子長距離界のエース・新谷(にいや)仁美(32)=積水化学=が警鐘を鳴らしている。

 高校陸上界では毎日複数回、監督の前で体重測定するチームも珍しくない。長い距離を走る上で体重が軽ければエネルギーの消費を抑えられるという考え方があるからだ。「痩せなければ」という強迫観念から食事量を抑えて摂取するエネルギーが不足すれば、ホルモンバランスが崩れて無月経や月経不順となる可能性がある。無月経は骨量の減少を招き、疲労骨折や骨粗しょう症に結びつく。

 しかし、女性の体に関する知識が不足し「速い選手は生理がない」「競技をやめれば生理が再開するから問題ない」と考える指導者がいる。新谷も以前に実業団の指導者…

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小林悠太

毎日新聞東京本社運動部。1983年、埼玉県生まれ。2006年入社。甲府支局、西部運動課を経て、16年から東京本社運動部。リオデジャネイロ五輪を現地取材した。バドミントン、陸上、バレーボールなどを担当。学生時代、184センチの身長を生かそうとバレーに熱中。幼稚園児の長男、次男とバレーのパスをするのが目下の夢。

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