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南米ベネズエラの国会は12日、独裁色の強いマドゥロ政権の是非を問う住民投票について、開票率87%時点の投票率が31%に上ったと明らかにした。国会で多数派の野党連合が「不正が行われる」としてボイコットした6日の国会議員選の投票率を上回った。住民投票に法的拘束力はないが、野党連合は、マドゥロ政権の正当性を否定する民意が示されたと主張している。
国会によると、7~12日の住民投票では、有権者数2070万人の31%にあたる646万人が投票した。国内在住の321万人が投票所で票を投じ、国内の241万人と国外の84万人がオンラインで投票。野党連合を主導するグアイド国会議長は13日、「住民投票の参加者は(国会議員選を)はるかに上回った。民主主義のための闘いを続ける」とし、新国会が発足する2021年1月5日以降も現国会を継続すると主張した。
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