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月刊東京五輪

縁の下の誇り たたえたい選手の決断=渡辺守成

 

 国際オリンピック委員会(IOC)のトーマス・バッハ会長が11月中旬、来日した。IOC委員である私は、東京・羽田空港での出迎えから4日間にわたって同行したが、「会長の描いたシナリオどおりに運んだ」と思わずにはいられなかった。

 6月のことだった。「日本はどうしてネガティブな情報ばかり流れるのか」。IOC本部の会長室に呼び出され、会長にそう詰め寄られた。欧州は依然として厳しい感染状況にあり、国際競技団体(IF)の間では「五輪中止」のうわさも飛び交っていた。バッハ会長も危機感があったに違いない。「体操の国際大会を東京で開催するのはどうか」と持ちかけると、「それはいい」と乗ってきた。訪問など具体的な時期はともかく、バッハ会長の頭に「国際大会の開催」「日本訪問」「ワクチン提供」というストーリーがこの時、形作られたのだと…

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