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夫婦別姓、自民保守派抵抗 「更なる検討」で決着 男女共同参画計画案

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自民党の内閣第1部会・女性活躍推進特別委員会合同会議であいさつする森雅子・同委員長(中央)=東京都千代田区永田町1の党本部で2020年12月15日、野間口陽撮影
自民党の内閣第1部会・女性活躍推進特別委員会合同会議であいさつする森雅子・同委員長(中央)=東京都千代田区永田町1の党本部で2020年12月15日、野間口陽撮影

 自民党は15日、内閣第1部会と女性活躍推進特別委員会の合同会議を開き、内閣府の第5次男女共同参画基本計画案を了承した。焦点となった選択的夫婦別姓制度を巡る記述は、「更なる検討を進める」で決着したが、反対する保守派の抵抗で当初の前向きな書きぶりからは後退。導入に向けた壁の厚さが露呈した。

 了承した計画案は、「婚姻前の氏(うじ)を引き続き使えないことが婚姻後の生活の支障になっている」など国民にさまざまな意見があることを指摘。「夫婦の氏に関する具体的な制度の在り方に関し、(中略)国民各層の意見や国会における議論の動向を注視しながら、司法の判断も踏まえ、更なる検討を進める」と結論づけた。「旧姓の通称使用の拡大」も盛り込んだ。18日に閣議決定される。

 この日約1時間半の激論の末、一任を取り付けた冨岡勉・内閣第1部会長は記者団に「一里塚ではあるがお互いに理解度が進んだ」と述べ、胸をなで下ろした。反対派と賛成派の溝が深く、12月4日以来、4度目の会合でようやく合意に至ったからだ。

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