埼玉で「性教育委」設立、中高生に科学的な知識を ドラマや関連書籍も続々

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埼玉医大病院産婦人科の高橋幸子医師=埼玉県所沢市で2020年11月11日午後2時58分、山越峰一郎撮影
埼玉医大病院産婦人科の高橋幸子医師=埼玉県所沢市で2020年11月11日午後2時58分、山越峰一郎撮影

 性にまつわるテーマを正面から扱った入門書や漫画の出版が相次ぎ、ドラマも制作されている。埼玉県産婦人科医会が「性教育委員会」を設立するなど、学習指導要領に従った「性教育」の枠を超える取り組みも始まろうとしている。背景を探った。【山越峰一郎】

 リアルに学べる性教育ドラマとして注目を集めるのが、インターネット放送局「ABEMA(アベマ)」が制作し配信中の「17.3aboutasex」。人気モデルが演じる女子高校生3人を主人公に、性の多様性と理解に焦点を当てたストーリーが展開される。アベマを運営するサイバーエージェントによると、配信サイトに書き込まれるコメント数が同局のオリジナルドラマでは過去最多で、10代だけでなく親世代の視聴も多いという。

 医療監修者としてドラマに携わった埼玉医大病院産婦人科の高橋幸子医師は「中高生にとっても、保護者にとっても今まさに直面している問題だ」と強調する。ドラマには、性的少数者は「異常者」ではない▽性感染症は簡単になり得る▽健康のためにも低用量ピルが必要――など、科学的知識を反映させた。

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