連載

ひと人

大阪府で活躍する人を紹介します

連載一覧

ひと人

「現代の名工」に選定 伝統の技、海外へ発信 鍛冶屋「佐助」5代目・平川康弘さん /大阪

  • ブックマーク
  • メール
  • 印刷
熱せられた鉄を金づちで打ち付ける、はさみ鍛冶の平川康弘さん=大阪府堺市堺区北清水町3の「佐助」で、園部仁史撮影
熱せられた鉄を金づちで打ち付ける、はさみ鍛冶の平川康弘さん=大阪府堺市堺区北清水町3の「佐助」で、園部仁史撮影

平川康弘さん(70)=堺市堺区

 熱せられた鉄が金づちで打ち付けられた瞬間、「カツーン」という大きな音とともに火花が飛び散る。2020年11月、厚生労働省が卓越した技能を持つ人を選定する「現代の名工」に選ばれた。江戸末期の1867年から植木や生け花用のはさみを作り続ける鍛冶屋「佐助」の5代目として、貴重な技術を守り続けている。

 幼少期から、3代目の父や4代目の兄の作業を近くで見てきた。火で赤く輝く鉄を真剣な表情で打ち付ける父、兄の姿を見て「単純にかっこよく、面白そうだと思った」。5代目を継ぐことに迷いはなかった。

この記事は有料記事です。

残り900文字(全文1158文字)

あわせて読みたい

この記事の特集・連載
すべて見る

注目の特集