![担当記者[事前予想]と[一言]](https://cdn.mainichi.jp/vol1/2020/12/16/20201216k0000m050024000p/9.jpg?1)
今季のプロ野球は、ソフトバンクが史上初の2年連続4連勝で巨人との日本シリーズを制し、4年連続11回目の日本一となった。私が担当した巨人は2年続けて一勝もできずに敗退。日本シリーズ優勝回数はパ・リーグ球団が8年連続の36回となってセ・リーグ球団の35回を上回り、改めて「セ・パの差」に焦点が当たった。セ球団は何が足りなかったのか、自分たちの野球と真剣に向き合ってほしい。
次々と出てくるソフトバンクの剛腕中継ぎ陣を見て、私は「まだいるのか」とつぶやいた。11月22日の日本シリーズ第2戦。ソフトバンクは9点リードの七回、4番手・岩崎翔投手が初球に154キロを計測。直球で押し込み3者凡退とした。八回は2年目の杉山一樹投手。こちらも最速157キロを武器に無失点に抑え、九回は椎野新投手が196センチから繰り出す球威のある直球で巨人打線をねじ伏せた。力負けした巨人の原辰徳監…
この記事は有料記事です。
残り1602文字(全文1987文字)