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危うい「集団免疫」説 コロナ抗体保有率「6割」一転、死者再増加 ブラジル・マナウス

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行動制限に違反したパーティーの会場内を巡回するパトロール隊=2020年10月31日、ブラジル北部マナウスで山本太一撮影
行動制限に違反したパーティーの会場内を巡回するパトロール隊=2020年10月31日、ブラジル北部マナウスで山本太一撮影

 新型コロナウイルスの死者数が世界2位のブラジル。北部マナウスでは住民の抗体保有率が既に6割を超えたとみられている。流行が終息に向かう「集団免疫」を獲得したとも考えられたアマゾン川中流の都市を訪ねた。【マナウスで山本太一】

 マナウスで10月末、アマゾン川沿いにあるイベント会場に保健当局や警察などで作る約40人のパトロール隊が踏み込んだ。真夜中だが200人以上がアルコール飲料を片手にパーティーを楽しんでいた。本来、パーティーは禁止され、公共の場所でマスクの着用も義務づけられていた。しかし、高温多湿の気候も影響し、ほとんどの参加者は着けていなかった。

 20~30代の男性4人に話を聞くと、3人はすでに感染したが軽症で済んだと返答。ブラジルでは感染予防策を軽視するボルソナロ大統領が、高齢者らは自宅待機すべきだが、若者は普段通り生活すべきだと訴えてきた。「新型コロナはちょっとした風邪」。4人は大統領の発言をまねた。

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