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はやぶさ2

探査機「はやぶさ2」がリュウグウで試料を採取して持ち帰る6年の旅を完遂。分析や次のミッションを解説。

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はやぶさ2 「数ミリサイズごろごろ」 リュウグウの試料確認

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はやぶさ2のカプセル内で試料を格納する円筒形の「サンプルキャッチャー」を開封した様子。内部左側にリュウグウの岩石とみられる黒い大きな粒子が確認できる=JAXA提供
はやぶさ2のカプセル内で試料を格納する円筒形の「サンプルキャッチャー」を開封した様子。内部左側にリュウグウの岩石とみられる黒い大きな粒子が確認できる=JAXA提供

 探査機「はやぶさ2」が、小惑星リュウグウから試料を持ち帰るミッションに成功した。15日に記者会見した宇宙航空研究開発機構(JAXA)の澤田弘崇・主任研究開発員は「数ミリサイズの試料がごろごろ、どっさり入っていて言葉を失うくらいだった。期待をはるかに上回る量を採取できた」と声を弾ませた。津田雄一・プロジェクトマネジャーもビデオメッセージで「これでサンプルリターン(試料持ち帰り)ミッションは完遂できたことになる。感無量だ」と語った。

 2010年に初代「はやぶさ」が岩石質の小惑星イトカワから持ち帰ったのは微量の微粒子で、直径は大きなものでも数百マイクロメートル(マイクロは100万分の1)程度。約1500粒が確認されたにすぎなかった。リュウグウは有機物や水を含むとみられる小惑星で、採取された試料の量は桁違いに多く、粒子も大きい。科学分析をとりまとめる渡辺誠一郎・名古屋大教授は「色が黒く、有機物も相当含まれていると期待される。いろ…

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