連載

きょうのセカンドオピニオン

読者からの身近な病気や健康の悩みに、専門医が答えます。

連載一覧

きょうのセカンドオピニオン

かかとの上に痛み=答える人・桑原靖院長(足のクリニック表参道・形成外科)

  • はてなブックマーク
  • メール
  • 印刷
桑原靖院長・足のクリニック 表参道=本人提供
桑原靖院長・足のクリニック 表参道=本人提供

 Q かかとの上に痛み

 左足のかかとの上が痛く、歩くのがつらい日々です。痛風と診断されました。注射を打ち、薬も飲んでいますが痛みが取れません。(東京都、男性、86歳)

 A アキレスけん付着部症か、老化で発症

 相談者は、レントゲンや血液検査などから痛風と診断されたようですが、アキレスけんの部分が痛風発作を起こすと、足を着くこともできないくらい痛いため、痛風発作とは考えにくいです。アキレスけんがかかとの骨に付着した部分に慢性的な痛みがあることから、「アキレスけん付着部症」が疑われます。

 アキレスけんは人間の体の中で最も大きくて強いけんです。ふくらはぎの筋肉が足首付近でアキレスけんになり、かかとの骨に付着して筋肉の力を足に伝えています。このどこかに負荷がかかると、アキレスけんの付着部などに炎症が生じて痛みが生じるのです。上向きに足首を曲げたときに強く痛む傾向があります。

この記事は有料記事です。

残り374文字(全文761文字)

あわせて読みたい

注目の特集