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「マスク会食」ではなかった 菅首相ら8人でステーキ 参加の森田実氏「静かに食事」

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菅義偉首相=首相官邸で11日、竹内幹撮影
菅義偉首相=首相官邸で11日、竹内幹撮影

 新型コロナウイルスの感染拡大を受け、「GoToトラベル」の全国一斉停止を発表した直後の14日夜に菅義偉首相(72)が自民党の二階俊博幹事長(81)ら計8人で会食していた。政府が国民に対し、大人数での会食を控えるよう呼びかけていた中での会食だけに批判が噴出している。参加者の一人で政治評論家の森田実氏(88)によると、政府が勧める「マスク会食」は実施していなかったという。森田氏は「静かに食事をしており問題はなかった」とする一方、批判があることもふまえ、「大いに議論したらよい」と語った。【大迫麻記子/統合デジタル取材センター】

 会食は東京・銀座のステーキ店で開催された。店のホームページによると、ディナーの「シェフのおまかせコース」が3万円という高級店だ。森田氏によると、菅首相と二階幹事長のほか、プロ野球ソフトバンクの王貞治球団会長(80)▽俳優の杉良太郎氏(76)▽タレントのみのもんた氏(76)▽林幹雄(もとお)幹事長代理(73)と、元宿仁・自民党事務総長(75)の計8人で行われた。新型コロナに感染すれば重症化する可能性が高い高齢者ばかりだ。

 森田氏によると、菅首相以外は約20年前から時折集まっているメンバーという。ここ数年は会合が開かれていなかったが、今年7月に安倍晋三前首相を招いて久しぶりに開かれ、今回は連続して開催された。森田氏には約1カ月前、林幹事長代理から電話で食事会への誘いがあったうえで、直前にファクスで場所と時間の案内が来たという。

 集合は14日午後7時。そろったメンバーで先に会合を始め、菅首相は2時間遅れの午後9時ごろに参加した。「私は初めて直接会ったが、『体質的にお酒を受け付けない』と言って、さっと食事だけして、話もほとんどせずに帰られた」と振り返る。「席にいたのは30分くらいだったのではないか。忙しい中、無理して顔を出した感じだった」。新型コロナや政治の話は全く出ず、王氏を中心に野球談議に花を咲かせたり、杉氏が殺陣(たて)の難しさを語ったりしたという。

半円形のテーブルを囲うように着席

 半円形のテーブルを囲うようにして座り、目の前で肉を焼いてもらうスタイル。席の中心には菅総理と二階幹事長が座った。「ゆったりとしたお店で、隣席との間は70~80センチくら…

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