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LGBT 私らしく生きる

性別にとらわれず自分らしく生きるために、声を上げる人たちが増えてきました。LGBTはレズビアン(L)、ゲイ(G)、バイセクシャル(B)、トランスジェンダー(T)の頭文字をとった性的少数者を表す言葉です。誰もが私らしく生きることを認め合える社会を目指して、動き始めた人たちを取材していきます。

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女子生徒がスラックスも 性の多様さ理解へ、高校制服に選択制 山陰の取り組み

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女子生徒用のスラックを示し、性の多様さを説明する三谷今日子教諭=島根県奥出雲町稲原の県立横田高で2020年11月17日午後4時12分、阿部絢美撮影
女子生徒用のスラックを示し、性の多様さを説明する三谷今日子教諭=島根県奥出雲町稲原の県立横田高で2020年11月17日午後4時12分、阿部絢美撮影

 女子生徒がスカートのほかにスラックスも選べる制服を採用する動きが、鳥取・島根の山陰両県の高校で広がりつつある。防寒や防犯のためだけでなく、性的マイノリティーへの配慮を通して多様な生き方を理解してもらう狙いもある。【阿部絢美】

 島根県奥出雲町の県立横田高で11月中旬、人権同和教育担当の三谷今日子教諭が2年生全員の前でスラックスを手にした。「性はグラデーションになっている。体の性、心の性、好き(になる相手)の性はさまざま。性的マイノリティーに配慮し、表現の一つである制服を選択できるようにする」と語った。

 同校では2021年2月、女子がスラックスを着ることができるようになる。12月中旬時点で、既に一部の生徒が購入を希望しているという。さらに、制服の区別を男女ではなく「Ⅰ型」「Ⅱ型」と変えていく方針。三谷教諭は「現状は女子生徒のみの変更の段階。生徒や保護者からいろんな意見を取り入れ、性の多様性を考えていきたい」と話す。

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