特集

東京オリンピック

東京オリンピックに関する特集ページです。

特集一覧

#ウェブでつながる

異色ネコ対談だニャ 動物写真家・岩合光昭×「にゃんこレスラー」文田健一郎

  • はてなブックマーク
  • メール
  • 印刷
2021年1月8日から公開される「劇場版 岩合光昭の世界ネコ歩き あるがままに、水と大地のネコ家族」のワンシーン=「劇場版 岩合光昭の世界ネコ歩き2」製作委員会提供(c)Mitsuaki Iwago
2021年1月8日から公開される「劇場版 岩合光昭の世界ネコ歩き あるがままに、水と大地のネコ家族」のワンシーン=「劇場版 岩合光昭の世界ネコ歩き2」製作委員会提供(c)Mitsuaki Iwago

 動物写真家の岩合光昭さん(70)と、レスリング男子グレコローマンスタイル60キロ級世界王者の文田健一郎選手(25)=ミキハウス=がオンライン会議システムで対談した。世界の街角でさまざまなネコを撮影してきた岩合さんと、大のネコ好きから「にゃんこレスラー」と呼ばれる文田選手。相手と向き合った時に感じる「直感」は正しいのか。異色の顔合わせは題して「ネコの気持ちになってみたニャ」――。【構成・倉沢仁志】(記事下に対談の動画があります)

岩合光昭(いわごう・みつあき)

 東京都出身。動物写真家。アフリカ・セレンゲティに暮らして撮影した「おきて」は世界的なロングセラーになった。2021年1月8日、監督を務めたネコのドキュメンタリー映画「劇場版 岩合光昭の世界ネコ歩き あるがままに、水と大地のネコ家族」が全国で公開予定。

文田健一郎(ふみた・けんいちろう)

 山梨県出身。県立高校のレスリング部監督だった父敏郎さんの影響で中学から競技を始める。2019年世界選手権で金メダルを獲得し、東京オリンピック代表に決定。上半身にのみ攻撃が可能な男子グレコローマンスタイルで、日本勢金メダルの最有力候補に挙げられる。

岩合「ネコは今日を一生懸命生きている」

 岩合 僕から聞きたいのですが、レスリングには、相手の全てを瞬間的に見分ける方法はありますか。

 文田 ある程度は見た時に感じます。試合が始まって相手と組み合った瞬間に、どれくらい相手が調子良いとか、どれくらいの実力なのか、さらには勝てる勝てないかまで分かります。

 岩合 ネコとは少し離れてアフリカゾウの話になりますが、ゾウ同士がけんかをする場合、相手が数百メートル前から近づいている段階で、力が自分よりも強いと思った時はそそくさと逃げてしまうようなんです。拮抗(きっこう)している時だけ、鼻をからませたり牙を突き合わせたりするみたいです。

 文田 野生の勘というやつですね。ゾウはすごい。僕はそこまで達していません(笑い)。

 岩合 動物とヒトの違いはどこにあると思いますか。

 文田 競技の面で言うと、ルールがあることではないでしょうか。動物にもあるかもしれませんが、時間を設定したり、ルールを設定したりして戦うというのは人間らしい。競い合いつつもケガをしないように配慮し、勝敗を見る人がいるという部分は、人間と動物の違いかと思います。

 岩合 人間は未来をすごく考え…

この記事は有料記事です。

残り1297文字(全文2295文字)

【東京オリンピック】

時系列で見る

次に読みたい

あわせて読みたい

注目の特集