「勝負の3週間」に会食重ねた首相 「大人数」会合はしごも 野党から批判続出

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「勝負の3週間」が経過したことや、自民党の二階俊博幹事長との会食について記者団の質問に答える菅義偉首相=首相官邸で2020年12月16日午後6時38分、竹内幹撮影
「勝負の3週間」が経過したことや、自民党の二階俊博幹事長との会食について記者団の質問に答える菅義偉首相=首相官邸で2020年12月16日午後6時38分、竹内幹撮影

 新型コロナウイルスの感染再拡大に伴い、政府が感染リスクが高まる「5人以上」の飲食は控えるよう国民に呼びかける中、菅義偉首相が自ら8人程度で会食した問題が波紋を広げている。首相は16日、首相官邸で記者団に「国民の誤解を招くという意味においては真摯(しんし)に反省している」と陳謝したが、その直後に会食を「はしご」。政府が打ち出した「勝負の3週間」の間も会食を重ねており、野党からは「危機感を欠いている」と批判の声が上がっている。

 「当初、ごあいさつをして失礼しようと思ったが、結果的にはそこに40分程度残って、いろんな話をするような結果になった。大いに反省をしている」。首相は16日夜の日本テレビの番組で釈明した。

 会食は旅行需要喚起策「GoToトラベル」事業を28日から来月11日まで全国一斉に一時停止すると発表した直後の14日夜、東京・銀座のステーキ店で行われた。自民党の二階俊博幹事長、プロ野球ソフトバンクの王貞治球団会長、俳優の杉良太郎氏、タレントのみのもんた氏らが同席。出席者の一人は「カウンター席で、向かい合ってしゃべっていない」と説明したが、政府の新型コロナ対策分科会は11日に大人数の忘年会は見送るよう提言したばかり。国民に「静かな年末年始」を呼びかける首相自身が「毎年やっている忘年会」(別の出席者)に出席した形だ。

 首相は飲食時でも会話する際にはマスクをする「…

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