月の土壌試料44年ぶり地球に 中国の無人探査機が採取し帰還

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画面に映った中国の無人月面探査機「嫦娥5号」=北京で2020年12月1日、新華社AP
画面に映った中国の無人月面探査機「嫦娥5号」=北京で2020年12月1日、新華社AP

 中国の無人月面探査機「嫦娥(じょうが)5号」が17日午前1時59分(日本時間午前2時59分)、採取した月の土壌試料入りのカプセルと共に、中国の内モンゴル自治区に着地した。国営新華社通信が伝えた。月から試料を持ち帰ったのは米国、ソ連に続き3カ国目。1976年の旧ソ連の「ルナ24号」以来44年ぶりとなる。月の成り立ちなどを探るための重要な手がかりとして注目されている。中国は近年、宇宙開発で成果を積み重ねており、米国に対抗する「宇宙強国」の建設を印象づけた。

 中国メディアによると、試料を採取した場所には13億~20億年前に形成された土壌があるとみられている。米国とソ連が持ち帰った30億年以上前のものより新しく、月の地質や火山活動の歴史の解明につながると期待されている。

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