マクロン仏大統領、コロナ感染で自主隔離　1週間遠隔で職務継続

　フランス大統領府は17日、マクロン大統領が新型コロナウイルスの検査を受け、陽性と判定されたと発表した。AFP通信が報じた。直ちに自主隔離に入り、今後1週間は遠隔で職務を続ける。マクロン氏と接触があったカステックス仏首相やスペインのサンチェス首相、欧州連合（EU）のミシェル大統領らが次々と自主隔離に入るなど、国内外に影響が広がっている。

　AFP通信によると、大統領府はこの日の声明で、マクロン氏はウイルスの感染が疑われる「初期症状」が出たため、検査を受けたと説明した。マクロン氏は14日にサンチェス氏と昼食を共にしたほか、ミシェル氏と会談した。16日に会談したポルトガルのコスタ首相も自主隔離を始めた。