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佐野・唐沢山城跡 「鏡積み」保存良好 巨石石垣解体説明会 /栃木

鏡積みの内部構造を説明する出居さん=栃木県佐野市の史跡「唐沢山城跡」で2020年12月17日、太田穣撮影

 佐野市の国指定史跡「唐沢山城跡」で17日、本丸跡虎口の石垣解体工事に伴う文化財調査の現地説明会があった。約420年前、関東では珍しい織豊城郭の工法「鏡積み」で築かれた石垣の内部構造がほぼ築造当時の状態で残されており、同市教育委員会文化課は「全国的にも貴重な成果」と評価した。

 鏡積みは、石垣の表面を巨石で飾る工法で、壱岐や対馬、肥前など西日本の城で多く確認されている。同課によると、虎口の石垣は文禄年間(1593~96年)、城主・佐野信吉が西国の優れた石工集団を招いて築いたとされる。

 調査では、表面に見える巨石のうち上部にある築石5個を取り外すなどして内部を確認。表面積は大きいが平らな約1・3トンの築石の裏側には10キロを超える押さえ石(最大49キロ)24個を栗(ぐり)石として入れる一方、横長の約2トンの築石の裏側は小型の栗石を使うなど築石を安定させる工夫があることが分かった。

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