犀川のほとりで 眼 その二=室生洲々子 /石川

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病院の診察券(本文とは関係ありません)
病院の診察券(本文とは関係ありません)

 診察室。強度の近眼の私には、先生の顔がぼやけ表情はよくわからない。紹介状に目を通され「わかりました。では拝見します」と私の方を向かれた。

 「右端に穴があるようですね。場所を確認してレーザー治療しましょう。固まるまでに二週間ほどかかります。その間に剥がれることもあるのですが、やっておいたほうがいいでしょう」と言われる。

 「あのう、今日施術するとは思わなかったので、持ち合わせが」と思わず私。「あ、いいですよ、今度で。早く治療した方がいいので」と即答され、なんと病院で借金をすることになった。

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