全国高校駅伝

「常に前へ」高み目指し 男子・洛南 6年連続27回目出場 /京都

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大会に向けて練習に励む洛南の選手たち=京都市左京区で、中島怜子撮影
大会に向けて練習に励む洛南の選手たち=京都市左京区で、中島怜子撮影

 男子第71回、女子第32回全国高校駅伝競走大会(毎日新聞社など主催)が20日、京都市のたけびしスタジアム京都を発着点に行われる。男子の府代表として6年連続27回目の出場となる洛南は府大会で区間賞を独占し、近畿大会でも3年連続4回目の優勝を果たした。都大路では2016年以来、4年ぶりとなる8位以内入賞を、そして更なる高みを目指す。【中島怜子】

 「常に前へ」。奥村隆太郎監督が選手たちに意識させてきた言葉だ。レースで後半に追い上げる難しさを考えると、1区から前に出なければいけないからだという。奥村監督は「全国大会に出場できなかった年もあった。精神面においても大切にしたい」と語る。

 3年生9人は仲が良く、切磋琢磨(せっさたくま)しながら力を付けてきた。「学年全員が5000メートルを14分台で走る」を目標に互いを鼓舞し合い、20年10月の記録会で達成できた時には、みんなで喜んだという。「エースや主将だけでなく、3年生全員が頼れる先輩」としてチームを引っ張る。

 桂中でも主将を務めた経験がある佐野拓実主将(3年)は安定感ある走りが特長で、奥村監督からも「どの区間でも任せられる」と信頼されている。5000メートル13分台の記録を持つエース、若林宏樹選手(3年)は10月の大会で膝を打撲して府大会に出場できなかったが、他の3年生たちが奮起してカバーした。「若林が復活しないことには、全国大会は始まらない」と奥村監督も明かす。

 19年の都大路で5区を走った内藤一輝選手(3年)は、奥村監督から「練習熱心」と評される。自分で考え、レース作りすることができ、府大会では最も距離が長い区間の1区(10キロ)を任された。

 奥村監督が「キーマン」と語るのが、19年の都大路で区間賞を獲得した佐藤圭汰選手(2年)だ。20年9月の記録会では3000メートルで高校歴代3位をマークし「(長距離区間の)1区と4区、どちらも走れる選手」と奥村監督も期待を寄せる。

 5000メートルを14分台で走る部員は、11月現在で17人。19年の都大路で区間賞となった小牧波亜斗(はあと)選手や、府大会で力走した服部壮馬選手、山崎皓太選手らの3年生も登録メンバーに名を連ねる。けがで府大会までは結果を残せなかった溜池一太(ためいけいった)選手(2年)、1年生ながらメンバー入りした児島雄一郎選手と柴田大地選手の走りも注目だ。

〔京都版〕

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