立命館宇治・女子「目指すは優勝」 32回目の都大路 エース復帰で調子上げ

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本番に向けて調整を続ける立命館宇治の選手=宇治市の立命館宇治高校グラウンドで2020年11月28日午後4時4分、中島怜子撮影 拡大
本番に向けて調整を続ける立命館宇治の選手=宇治市の立命館宇治高校グラウンドで2020年11月28日午後4時4分、中島怜子撮影

 京都市を舞台に20日開かれる男子第71回、女子第32回全国高校駅伝競走大会(毎日新聞社など主催)。女子の京都府代表・立命館宇治は1989年の第1回大会から途切れることなく出場を続け、2020年で32回目の出場を数える。過去3回の優勝歴を誇る強豪は今回も頂点を目がけ、都大路を駆け抜ける。

 「場慣れしている選手ばかりではないが、総合的に見て安定感はある。目指すは優勝。優勝以上のものはない」。荻野由信総監督が力を込める。3位になった11月の近畿大会は、2週間前の府予選から記録を25秒縮めた。荻野総監督は「まだまだ調子は上がってきている」と手応えを語る。

 府予選では1年生3人が出場するなど、チームは例年以上に層の厚さが目立つ。けがで出場しなかった村松灯(とも)主将(3年)、エースの三原梓(あずさ)選手(3年)も都大路を前に復帰し、ベストメンバーがそろった。

 最長区間・1区(6キロ)への起用が予想されるのは三原選手。10月の全国高校陸上競技大会では1500メートルと3000メートルで2冠を達成し、荻野総監督も「日本人で一番強い」と称賛する。19年は2年生で1区を任され、9位でたすきをつないだ。三原選手は「昨年はスパートを早くかけすぎてしまった。今年はプレッシャーを感じ過ぎないよう臨みたい」とリベンジを誓う。

都大路に向け、練習に励む立命館宇治の選手たち=京都府宇治市の立命館宇治高校グラウンドで2020年11月28日午後4時13分、中島怜子撮影 拡大
都大路に向け、練習に励む立命館宇治の選手たち=京都府宇治市の立命館宇治高校グラウンドで2020年11月28日午後4時13分、中島怜子撮影

 2区(4・0975キロ)と3区(3キロ)には、細谷愛子選手(1年)、中地こころ選手(3年)の名前が挙がる。府予選と近畿大会で区間賞に輝いた細谷選手は、全国中学駅伝でも2年連続で最優秀選手に選ばれるなど、実績を残してきた。けがに悩まされてきた中地選手はこれまで、思うように記録を伸ばせなかったが、荻野総監督は「負けず嫌いでスピードもある。今まで出せなかった力を、きっと発揮する」と期待を寄せる。

 4区(3キロ)は、村松主将の妹結(ゆう)選手(2年)や瀬川藍選手(1年)が候補となりそうだ。「瀬川選手は上りに向いており、結選手はどこの区間も任せられる」とは荻野総監督の評。実力ある2人のどちらに託すか、調子を見ながら直前まで考えるという。

 アンカーの5区(5キロ)は、1、2年時も5区を走った村松主将が想定される。経験の豊富さや、チームメートからの信頼の厚さは、荻野総監督からも評価される。村松主将は「これまでずっと7位でフィニッシュしてきた。次こそ優勝の立役者になれるよう、頑張りたい」と意気込む。

 17年から3年連続で入賞を果たしてきた立命館宇治。その先を目指す挑戦を、地元・京都は熱く応援する。

スタンド入場は禁止

 大会事務局は新型コロナウイルスの感染を防ぐため、発着点となる、たけびしスタジアム京都(京都市右京区)のスタンドへの一般の入場を禁止し、西京極総合運動公園や沿道での応援の自粛を呼び掛けている。【中島怜子】

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