全国高校駅伝

あす号砲 秋田工、秋田北鷹 男女とも1区がカギ /秋田

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部員でまとまって走る秋田工の選手たち=秋田市のソユースタジアムで2020年12月8日、猪森万里夏撮影 拡大
部員でまとまって走る秋田工の選手たち=秋田市のソユースタジアムで2020年12月8日、猪森万里夏撮影

秋田工 主力2人復帰、次世代も期待/秋田北鷹 「勇往邁進」、攻めのレースを

 冬の都大路を駆け抜ける男子第71回、女子第32回全国高校駅伝競走大会(日本陸連、全国高体連、毎日新聞社など主催)が20日、京都市で開かれる。県勢の男子・秋田工(8年連続26回目)と女子・秋田北鷹(2年連続9回目)が出場する。たけびしスタジアム京都(西京極陸上競技場)が発着点で、女子は午前10時20分、男子は午後0時半にスタート。新型コロナウイルスの感染防止対策のため原則無観客だが、好記録を目指し選手は調整に余念がない。【猪森万里夏】

 ■男子・秋田工

 10月31日の大潟村での県大会。2位に約7分の差をつけて強さを見せつけた。中川雄太主将(3年)と小松兼梧副主将(3年)の主力をけがで欠く中での優勝で、全国大会ではその主力が復帰する。

 目標は前年に1分23秒更新した県記録(2時間3分43秒)をさらに塗り替えること。県予選で4区区間賞の小松聖(1年)ら次世代の活躍も注目される。

 流れを決めそうなのは、各校の主力選手が集い高速レースが予想される1区。高橋正仁監督は「どれだけ出遅れないかが大事」と話す。

 中川主将は2019年の都大路で1区を走り10位。20年5月と9月に左右の足のすねを疲労骨折したが、1年前から持ち続けた「都大路1区で区間賞」の目標を諦めずに調整を続け、復活する。「思う通りにいかないことも多い半年だった。最後は納得の行く走りをしたい」と話した。

 2人の主力を欠いた中、練習を同期と一緒に引っ張ったのは加賀屋耀(3年)。記録が伸びず苦しい2年間だったが、9月の記録会で前年ベストを約40秒更新し、5000メートルで14分45秒を出した。初めての全国大会を前に「最初で最後のチャンス。後半の粘りを見せたい」と意気込んだ。

学校のグラウンドで練習する秋田北鷹の選手たち=秋田県北秋田市伊勢町で2020年12月5日、猪森万里夏撮影 拡大
学校のグラウンドで練習する秋田北鷹の選手たち=秋田県北秋田市伊勢町で2020年12月5日、猪森万里夏撮影

 ■女子・秋田北鷹

 グラウンドに霜が降りる12月上旬、8人の選手が練習に集中していた。自分たちで決めた全国大会の目標「勇往邁(まい)進(しん)」「1時間13分35秒」を掲げ、攻めのレースを狙う。都大路では30番台が目標だ。

 10月の県大会では、出場した5人中3人が区間賞。11月の東北大会でも8位に入った。

 前年の全国大会は44位。選手のけがなどが重なり、守りの展開だった。しかし今年は昨年の都大路経験者が3人いる。コロナ禍でも全国大会があると信じて心を一つにして調整し、走りの安定感につながっている。

 レースのポイントは各校のエース区間の1区だ。高橋敏治監督は「ここで集団に離されず、中盤より前でたすきをつなぎ、その流れに乗ってほしい」と期待する。

 県大会1区で区間賞の渡辺望美(3年)は、全国大会でも起用される予定。前年は2区を走った。「県大会の区間賞で自信がついた。今年は前で挑戦するレースにし、勢いづけたい」と話した。

 阿部優華主将(3年)は「ひとりひとりの粘り強さを生かしたレースにしたい」と抱負を語る。

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