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峠のトンネル群と港の鉄道遺跡・日本遺産

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峠のトンネル群と港の鉄道遺跡・日本遺産

/20 今庄駅給水塔・給炭台(南越前町今庄) 機関車付け替えの要所 /福井

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屋根がなくなりホーム跡のように見える給炭台。左側には給水塔が残る=福井県南越前町のJR今庄駅で、大島秀利撮影
屋根がなくなりホーム跡のように見える給炭台。左側には給水塔が残る=福井県南越前町のJR今庄駅で、大島秀利撮影

 宿場町の今庄(現南越前町今庄)には1831~45年の天保年間に旅籠(はたご)55軒、茶屋15軒、酒屋15軒があったという。「山中、木の芽、栃ノ木3峠のルートが集まる場所だった」と同町今庄観光ボランティア協会会長の高谷皓之さん(77)は説明する。1887(明治20)年ごろに越前市から海沿いに敦賀に至る国道8号の前身の道が通った。町は一旦衰退したが、96年の北陸線開通により再び要所となった。

 その理由として、貨物列車が峠を越えるには機関車1台では力不足で、後押しする機関車「補機」が必要となり、その基地「今庄機関区」が置かれたことが挙げられる。1957(昭和32)年には11台のD51が配備された。

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