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新型コロナ 地元食材で給食豊かに 大東市、補助金活用 小・中学校提供 生産者支援や食品ロス減も /大阪

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大阪府大東市の市立小学校の11月のメニュー、黒毛和牛を使ったすき焼き。品数が少ない分、いい食材を使用=大東市教委提供 拡大
大阪府大東市の市立小学校の11月のメニュー、黒毛和牛を使ったすき焼き。品数が少ない分、いい食材を使用=大東市教委提供

 大東市は新型コロナウイルス対策の府の補助金を活用し、府内産ブランド食材などを使った給食を小・中学校で提供している。品数や会話が減る給食を少しでも豊かに、という狙い。同時に、外食の需要低下などで影響を受ける生産者の支援を目指す。【亀田早苗】

 補助金は「府国産農林水産物学校給食提供事業補助金」。コロナの影響でインバウンドや輸出が減少し、需要が低下した和牛肉や国産水産物を学校給食用に提供し、生産者支援や食品ロス減少を図るのが目的。府によると38市町村1331校が活用する。

大阪府大東市立中学校の12月7日のメニュー「特盛り和牛丼」には黒毛和牛を使用=大東市教委提供 拡大
大阪府大東市立中学校の12月7日のメニュー「特盛り和牛丼」には黒毛和牛を使用=大東市教委提供

 大東市は11~3月、堺のブランド牛で梅酒の製造に使われた梅を飼料に混ぜて育てられた「大阪ウメビーフ」など、国産和牛肉を使用。小学校では「和牛すき焼き」、中学校では「特盛和牛丼」「焼き肉ウメビーフ」などを出す。補助金は1人1回100グラム1000円まで。通常の給食では量が25~50グラム、値段が約3分の1の肉を使用しているという。

 水産物も計5回、大阪産のタコやちりめんじゃこを使い、小学校でたこ飯、中学校で関東煮などを提供する。

国産牛肉をたっぷり使った小学校の給食の調理=大阪府大東市教委提供 拡大
国産牛肉をたっぷり使った小学校の給食の調理=大阪府大東市教委提供

 同市は給食中の感染対策として、配膳時間などを考え、2学期の間は小学校で品数を減らしている。また、食事中は話さない、向かい合わないなどと指導している。同市教委学校管理課は「その中でも心に残る給食となってほしい」とする。

 また、流通が少なく、あまり知られていない「大阪ウメビーフ」など地元食材のことを教えたり、生産者にも目を向けさせたりし「コロナ禍でいろんな立場の人が頑張っていることも伝えたい」としている。

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