行革のブレーンが語る「ガチンコ」の10年、交流重ねる河野行革相への「苦言」

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政府の行政事業レビューの公開検証に、河野太郎行政改革担当相(左)と出席した伊藤伸さん=東京都内で2020年11月15日、田辺佑介撮影
政府の行政事業レビューの公開検証に、河野太郎行政改革担当相(左)と出席した伊藤伸さん=東京都内で2020年11月15日、田辺佑介撮影

 10月から河野太郎行政改革担当相の下で内閣府政策参与を務め、11月に行われた秋の行政事業レビューに関わったシンクタンク「構想日本」総括ディレクターの伊藤伸氏(42)。「ガチンコ」の公開議論による無駄削減が関心を集めた旧民主党政権の事業仕分けに携わり、河野氏とも長年にわたり交流を重ねてきた「行革」のブレーンが見た約10年間の歩みとは――。【聞き手・田辺佑介】

 河野さんが9月の菅義偉政権発足で行政改革担当相に決まった直後、「協力してほしい」と依頼を受けました。それから非常勤の内閣府政策参与として、ほぼ毎日内閣府の大臣室に出勤しています。河野さんとは約10年の付き合いになります。

 2008年に自民党に無駄撲滅プロジェクトチームが設置され、河野さんが文部科学省や環境省などを担当するグループ長になりました。私が所属している政策シンクタンク「構想日本」は、事業仕分けを開発した組織で、02年から地方自治体を対象に行っていましたが、河野さんから「国でも事業仕分けをやりたい」と構想日本に相談があり、協力をしたのがきっかけです。国レベルで事業仕分けを行ったのはこの時が初めてです。

 当時から世間では「怖い」とか「官僚たたき」などのイメージが…

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