無理解と誤解の壁を越えよう 難聴の子の家族会が動画作成へ CFで製作費募集

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「難聴の子を持つ家族会 そらいろ」のクラウドファンディングのページ
「難聴の子を持つ家族会 そらいろ」のクラウドファンディングのページ

 「補聴器をつけているから聞こえる」「大声で話せば大丈夫」――。そんな誤解を解きたいと、難聴の子の家族会「そらいろ」(福岡市)が啓発動画の製作費をクラウドファンディング(CF)で集めている。会長の岩尾至和(ゆきかず)さん(47)は「聞こえる人も聞こえない人も、誰もが気持ちよく過ごせるように」と協力を呼び掛けている。

 日本補聴器工業会の2018年推計によると、国内人口の11・3%が自身を「難聴」「おそらく難聴」と感じているという。岩尾さんの長女橙(ともり)さん(6)は生後4カ月で難聴と判明。岩尾さんには当時、難聴の知識がなく「補聴器をつければ聞こえる。たいしたことない」と考えていたという。しかし、実際は補聴器をつけても小さくゆがんだ音が聞こえる程度で健聴者と同じように聞こえるわけではない。

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