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男子は東農大二・石田中心か 女子は3人が軸 全国高校駅伝1区展望

本番を前にトラックの感触を確かめる各校の選手たち=たけびしスタジアム京都で2020年12月19日、山田尚弘撮影

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 男子第71回、女子第32回全国高校駅伝競走大会(毎日新聞社など主催)は20日、京都市のたけびしスタジアム京都(西京極陸上競技場)を発着点に男子が7区間42・195キロ、女子が5区間21・0975キロのコースで開催される。

 男女ともに最長区間で、エース格がそろう注目の「花の1区」を解説、展望する。

 男子の区間賞争い筆頭は、東農大二・石田だ。今年7月に5000メートルの高校記録を16年ぶりに約3秒更新すると、夏場に東京オリンピック代表の大迫傑(ナイキ)の主催する合宿に参加。その直後に再び高校記録を更新した。昨年も1区を走り、区間8位に終わっただけにリベンジに燃える。

 対抗するのは5000メートル高校記録の歴代2位をマークした佐久長聖・伊藤。駆け引きに優れる実力者だ。昨季1区で3位に食い込んだ九州学院の鶴川は、11月に5000メートルで自己ベストの13分45秒を記録するなど好調を維持。鹿児島実の徳丸、仙台育英の吉居も先頭争いに絡みそう。

 男子の1区は全体のおよそ4分の1を占める10キロの最長区間。5キロ過ぎから上り坂が続き、後半3キロは一転、下りとなる。外国人留学生の起用が除外された2008年以降は、区間終盤の勝負になることが多くなった。中継所前の3回の曲がり角が仕掛けどころか。

 一方、女子の区間賞は、3000メートルで9分10秒を切る3人が軸になりそうだ。立命館宇治の三原は7月に9分2秒の自己ベストをマーク。昨年の1区でペース配分に失敗し後半に失速した経験を生かせそうだ。仙台育英の2年生・山中は県予選でも1区(6キロ)を任され、19分6秒をマーク。昨年の都大路での優勝タイムを1秒上回る1時間6分59秒をたたき出す流れを作った。神村学園の黒川は今年10月の全国高校大会の3000メートルで、三原に3秒差の2位に甘んじた。再戦となる都大路で雪辱を期したい。

 女子の1区は6キロと全体の28・4%を占め、男子(23・7%)より比重は重い。中間点付近から始まる上り坂は残り約1キロから急勾配となり、ここが仕掛けるポイントとなる。走力だけでなく、上りへの適性が問われる。

 過去には、マラソン日本記録保持者の佐久長聖・大迫らが快走し、トップランナーへの登竜門的位置づけとなっている「1区」。男子は昨年、2003年に佐久長聖の上野裕一郎(現・立教大男子駅伝監督)が記録し、日本選手トップだった28分54秒を6秒上回った佐藤一世(現青学大)を含め、松山和希(現東洋大)、鶴川の3人が上回った。女子は外国人留学生も含め、歴代1位は05年の興譲館・新谷仁美(現積水化学)の18分52秒。18年は長崎商・広中璃梨佳(現日本郵政グループ)が新谷に次ぐ19分1秒をマークした。厚底シューズの効果もあって高速化が進む。今年も新たな記録が生まれるか。【生野貴紀、安田光高】

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