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北九州市立・酒井、野球で磨いた脚力で狙い通り区間賞 監督の一言で自信 高校駅伝

1区で独走する北九州市立の酒井=京都市右京区で2020年12月20日、藤井達也撮影

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 女子第32回全国高校駅伝競走大会(毎日新聞社など主催、SGホールディングス特別協賛)は20日、京都市のたけびしスタジアム京都(西京極陸上競技場)を発着点に5区間21.0975キロのコースで開かれ、北九州市立(福岡)が1時間8分8秒で4位に入った。1区で酒井美玖(みく)が区間賞を獲得した。

 スタートが苦手だ。だが「人生最高のスタート」から区間賞を獲得し、チームを過去最高の4位に導いた。

 各校のエースが集う1区。スタジアム内でトップに立ち、悠然と一人旅を続けた。終盤の上り坂では険しい表情も見せたが、2区の柳井が見えると、「みんなで決めていた」というまぶしい笑顔でたすきをつないだ。19分18秒。「狙っていた」区間賞だった。

 陸上より野球のキャリアが長い。兄の影響で小学2年から野球を始め、中学も野球部で唯一の女子選手として白球を追った。主に1番打者で三塁手だったが「けん制が怖く、盗塁は苦手」。一方、長距離には自信があり、中学時代は毎年、陸上部の補強選手として駅伝大会に出場していた。そこでの喜びが忘れられず「駅伝で日本一になりたい」と北九州市立に進んだ。

 足りなかったのは自信だった。荻原知紀監督の「誰よりも力はあるんだから、トラックから飛び出ろ」との言葉が自らを奮い立たせた。「1人で走るのは怖くなかった」。卒業後は実業団に進む予定。「いずれはマラソンで五輪に出たい」。陸上人生はまだ中継点だ。【森野俊】

森野俊

毎日新聞東京本社運動部。1991年、静岡県生まれ。2015年入社。大津支局、富山支局を経て20年から現職。高校、大学などアマチュア野球を中心に担当している。高校時代に新体力テストで満点を取ったことも。「体力には自信あり」と自己PRしてきたが、入社以降は戦いの場をオンラインへ移し、目指すはeスポーツ選手?

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