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女子第32回全国高校駅伝競走大会は20日、京都市のたけびしスタジアム京都(西京極陸上競技場)を発着点に5区間21.0975キロのコースで行われ、仙台育英(宮城)は3位に終わり、大会連覇はならなかった。
同郷で憧れの先輩が走った2区で1年の杉森が力走した。後半、曲がり角が続くコースを迎えた。カーブに沿うのではなく、最短距離で走ることを意識した。「(米沢)奈々香さんに走り方を教わった」。一つ順位は下げたが、3位でたすきをつなぎ「悔いはない」と力を出し切った。
昨年は全日本中学校陸上の1500メートルで優勝した。仙台育英に進学したのはこの日アンカーを務め、同じ浜松・北浜中出身で1学年上の米沢の存在がある。「奈々香先輩の背中を追いかけたい」。昨年、テレビで優勝を見てその思いはさらに強まった。
だが、11月中旬に練習中に左足を痛めるアクシデント。「大会に間に合わないんじゃないか」。不安がよぎる中、寮でも隣の部屋である米沢から声をかけられた。患部のマッサージを受け「大丈夫だよ。走れるよ」。
12月には練習に復帰したが、初めての都大路はぶっつけ本番。緊張していたこの日の朝、米沢から左腕にメッセージを書き込んでもらった。「最高の結果にしよう。頑張ろうね‼ ななか」。万全な状態ではないが期待に応える走りを見せた。「この経験を生かし、来年は先輩たちと優勝を目指したい」。王座奪還を誓った。【面川美栄、安田光高】
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