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仙台育英・白井「王者」の意地 高校駅伝・男子2位 アンカーで追い上げ

2位でフィニッシュする仙台育英の白井=たけびしスタジアム京都で2020年12月20日、山田尚弘撮影

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 男子第71回全国高校駅伝競走大会は20日、京都市のたけびしスタジアム京都(西京極陸上競技場)を発着点に7区間42.195キロのコースで行われ、仙台育英は2時間1分44秒で2位となり、連覇を逃した。

 「王者」の意地だった。第6中継所。仙台育英の7区・白井はトップと31秒差でたすきを受けるやいなや、トップギアに入れた。

 白井は5000メートルで13分58秒の自己ベストを持つが、トップの世羅・塩出は13分57秒。同等の力を持つ相手に対し、5キロで30秒差を詰めるのは並大抵のことではない。真名子圭監督も「正直ちょっと難しいかな、と思っていた」。最初の1キロ。時計を見ると2分32秒というハイペースだった。2.5キロ地点で約10秒も差を詰めた。

 世羅の緑ウエアが徐々に大きくなるが、そこからが遠い。「疲れて3キロを過ぎてペースが落ちた」。世羅の背中を捉えられなかったが、区間歴代3位の快走だ。真名子監督は「普通なら2位でしのぐ場面。うちの強さを見せてくれた」と涙を流した。

 新型コロナウイルスの影響で、春先に各選手が実家に帰省。活動再開後も練習時間は限定され、記録会や大会の中止も相次いだ。「いろんな人の支えがあった。最低限の姿は見せられたかな」と白井。合計タイムは堂々の歴代6位。どんな逆境にも決して屈さない――。最後まで「王者のメンタリティー」を貫いてみせた。【大東祐紀】

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