全国高校駅伝

青森山田 男子15位、女子18位 /青森

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男子の15位でフィニッシュする青森山田の中山拓真=たけびしスタジアム京都で2020年12月20日、山崎一輝撮影 拡大
男子の15位でフィニッシュする青森山田の中山拓真=たけびしスタジアム京都で2020年12月20日、山崎一輝撮影

 男子第71回・女子第32回全国高校駅伝競走大会(毎日新聞社・日本陸連・全国高体連など主催)が20日、京都市のたけびしスタジアム京都(西京極陸上競技場)を発着点に熱戦が繰り広げられた。男女そろっての出場となった県勢の青森山田は、女子は1時間10分53秒で18位と健闘したが2年連続の入賞はかなわなかった。男子は序盤で出遅れたがその後一気に巻き返し、2時間5分12秒で15位につけ、粘り強さを発揮した。【南迫弘理】

男子 3区圧巻23人抜き

 中盤で猛烈な追い上げをみせ、一気に順位を上げた。

 1区(10キロ)の桑田(2年)は初の都大路に「緊張してうまく走れなかった」と実力を発揮できず41位となったが、2区(3キロ)の村上(3年)が順位を二つ上げ、さらに、3区(約8キロ)ではムイガイ(1年)が区間3位の圧巻の走りで23人抜き。16位まで浮上すると、続く4区(約8キロ)の青木(3年)と5区(3キロ)の安達(3年)が順位を維持してつないだ。

 6区(5キロ)の熊谷(1年)から18位でたすきを受けた7区(5キロ)の中山(2年)は「追い越そうとオーバーペースになってしまった」と途中でペースを落としたがラスト1キロで気迫の走りをみせ、15位でゴールした。

女子の18位でフィニッシュする青森山田の佐々木萌那=たけびしスタジアム京都で2020年12月20日、山田尚弘撮影 拡大
女子の18位でフィニッシュする青森山田の佐々木萌那=たけびしスタジアム京都で2020年12月20日、山田尚弘撮影

女子 安定の走りキープ

 安定した走りでたすきをつなぎ、流れをキープした。

 1区(6キロ)は昨年2区を走った伊藤(2年)が任され、「思っていたより終盤の坂がきつく失速してしまった」が、14位とまずまずのスタート。2区(約4キロ)の今(1年)が17位でつなぐと、3区(3キロ)の吉原(1年)は順位をキープし、初めての都大路にもかかわらず健闘した。

 昨年も4区(3キロ)を走った多勢(3年)は「最初の1キロで抑えすぎてしまい、そのあとペースを上げられなかった」と順位を一つ落としたが、たすきを受け取った5区(5キロ)の佐々木(3年)は「ラスト1キロで力を振り絞った」と粘りをみせ、そのまま順位を維持して18位でフィニッシュした。


 ■ズーム

青森山田女子・佐々木萌那(3年)=青森市の同校で2020年12月4日、南迫弘理撮影 拡大
青森山田女子・佐々木萌那(3年)=青森市の同校で2020年12月4日、南迫弘理撮影

「力、出し切れた」 青森山田女子3年・佐々木萌那

 1年生の時に全国大会で3区を任された実力がありながら、昨年は秋に腰を痛めて大会に出られず、チームが5位で入賞するのをサポートメンバーとして支えた。あの時、みんなと一緒に走れなかった悔しさを力に変え、都大路を駆けた。

 昨秋以降は腰への負担を考えながら練習を重ねた。朝練では腹筋を鍛え、走り終わったらすぐにアイシングをするなどケアにも気を配った。全力で走れるようになったのは今夏になってからだ。

 練習する度に腰の痛みがぶり返し、何度も陸上を辞めたいと思った。でも、そのたびに監督や仲間、家族が励ましてくれた。

 レースでは体力の限界が近づく中、これまで支えてくれた人たちに報いようと自分を鼓舞し、気力で走りきった。チームは入賞を逃したが「力は出し切れた」。後悔はない。【南迫弘理】

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