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師走の都大路を駆け抜ける男子第71回、女子第32回全国高校駅伝競走大会(毎日新聞社、日本陸連、全国高体連など主催)が20日、京都市右京区のたけびしスタジアム京都(西京極陸上競技場)を発着点に行われた。県勢は男子の埼玉栄が2時間4分41秒で13位、女子の昌平は1時間10分42秒で16位に入った。【成澤隼人】
男子・埼玉栄13位 3区で10人抜き
4年連続40回目出場の埼玉栄は13位でフィニッシュ。序盤で出遅れたが、後続がしぶとく食らいついた。中でも4選手が区間1桁順位の力走を見せた。
1区・高島(3年)は懸命に腕を振ったが、トップから1分35秒差の32位。しかし選手たちは動じず、2区の小山(1年)は区間3位の力走で、27位でたすきをつないだ。外国人選手がひしめく3区は西田(3年)が10人抜きで17位に浮上し、流れを引き戻した。
4区は三角(3年)が区間6位の好走で15位でリレーし、5区は主将の奥山(3年)が4人抜きで上位に迫った。6区・山崎(2年)は二つ順位を落としたが、7区の本間(1年)は区間6位をマーク。順位を維持してフィニッシュした。
女子・昌平が16位 粘り強く着実に
4年連続4回目の全国大会出場となった昌平は16位。2019年にマークした過去最高の13位を上回ることはできなかったが、終盤は粘り強い走りで着実に順位を上げた。
19年の都大路で2区を走った1区・木下(2年)は必死に上位集団に食らいつき、先頭と56秒差の16位でたすきをつないだ。
2区の仲西(1年)は初の都大路で20位に順位を落としたが、続く3区の清水(2年)が一つ順位を上げ、後続に託した。
4区は、19位でたすきを受け取った主将の河野(3年)が「絶対に自分が順位を上げる」と、区間9位の好記録で3人抜き。16位でリレーした。5区は19年に続いて四元(3年)が堅実な走りを見せ、16位でレースを終えた。
<埼玉栄の記録>2時間4分41秒=総合13位
1区(10.0キロ) 高島侑翔(3年)30分31秒=区間32位
2区(3.0キロ) 小山翔也(1年) 8分 6秒=区間3位
3区(8.1075キロ) 西田大智(3年)24分19秒=区間14位
4区(8.0875キロ) 三角隼人(3年)23分18秒=区間6位
5区(3.0キロ) 奥山颯斗(3年) 8分53秒=区間9位
6区(5.0キロ) 山崎颯(2年) 14分59秒=区間24位
7区(5.0キロ) 本間颯(1年) 14分35秒=区間6位
<昌平の記録>1時間10分42秒=総合16位
1区(6.0キロ) 木下紗那(2年) 20分14秒=区間16位
2区(4.0975キロ)仲西梨花(1年) 13分54秒=区間29位
3区(3.0キロ) 清水杏夏(2年) 10分10秒=区間16位
4区(3.0キロ) 河野かれん(3年) 9分34秒=区間9位
5区(5.0キロ) 四元桃奈(3年) 16分50秒=区間17位