全国高校駅伝

男子・大阪29位、悔しさ次回へ 女子・薫英女学院7位、3年ぶり入賞 /大阪

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男子の29位でフィニッシュする大阪の中條=たけびしスタジアム京都で、山崎一輝撮影 拡大
男子の29位でフィニッシュする大阪の中條=たけびしスタジアム京都で、山崎一輝撮影

 20日に京都市内で開かれた男子第71回・女子第32回全国高校駅伝競走大会で、15年連続15回目出場の女子・大阪薫英女学院(摂津市)は各選手がそれぞれの役割を果たし、1時間8分51秒で3年ぶりの入賞となる7位に入り、目標を達成した。3年ぶり3回目出場の男子・大阪(大阪市)は序盤は健闘したが、その後順位を落とし、2時間6分42秒で29位に終わった。【隈元悠太、荻野公一】

男子・大阪29位 「全員駅伝」腕に駆ける

 川辺主将(3年)が「みんなが満足してくれるような走りができたら」と臨んだ今大会。大阪の選手たちは府大会と同じくチームが掲げる「全員駅伝」を腕に書き込んで都大路を駆けた。

 エース級が集う1区を任されたのは東原(3年)。途中まで集団の中に埋もれたが最終的に12位でたすきをつなぎ、「自己ベストを更新することができたので満足している」。2区の田村(3年)も快走し順位を保った。

 しかし、全国の壁は厚く3区の乙守(1年)、4区の小林(3年)が力走するも徐々に順位を落とす。苦しい状況が続いたが5区の水本(3年)が区間17位の走りを見せた。

 その後も6区の山口(3年)、最終7区の中條(3年)が粘り、20位台をキープしてフィニッシュした。

 中條は「来年も都大路に出てほしい」と後輩たちへ思いを託し、唯一1年生で今大会走った乙守は「また来年、この場所で悔しさを晴らしたい」と前を向いた。

 久保田健嗣監督は「全員がしっかりと頑張ってくれた」と選手たちをねぎらった。

女子・薫英女学院7位 1区から流れつくり

女子の7位でフィニッシュする大阪薫英女学院の柳井=たけびしスタジアム京都で、山田尚弘撮影 拡大
女子の7位でフィニッシュする大阪薫英女学院の柳井=たけびしスタジアム京都で、山田尚弘撮影

 大阪薫英女学院は、1区から流れをつくった。安田功監督は「1区次第。全国の切符をつかんだので安全運転せず、リスクを承知で行った」。2年連続1区起用の安(3年)は右足アキレス腱(けん)の炎症が軽くなるよう調整してスタートラインに立った。「前との差をできるだけ小さく」と入賞圏内まで8秒差の13位で2区へ。

 ここから下級生が冷静に走り、順位を上げる。練習の取り組み姿勢など安を尊敬し、「安先輩からたすきをもらえてうれしかった」という水本(1年)は「前半からがんがん行こう」。9位でつなぐ。3区の西沢(1年)は最後の上り坂で「力を振り絞った」と区間3位の快走で入賞圏内の7位に押し上げた。

 府大会は不出場の明貝(2年)が4区。貧血もあり調子が上がらなかったが12月の記録会で自己記録を更新し、自信を持って臨んだ。「ラスト1キロはしんどくて覚えていない」。区間賞を狙ったが惜しくも区間2位の6位で5区へ。

 アンカー、柳井(2年)は7位でフィニッシュして、チームの目標をクリア。11月の近畿大会で小差で敗れた6位須磨学園(兵庫)との差を詰められず反省しつつも「来年は1区を走る覚悟を持って練習する」とチームのさらなる飛躍へ心の準備はできている。

 安田監督は「真ん中辺り(入賞圏内)に戻ってこられた。来年はもうワンランク上げて3位以内を狙いたい」と話した。

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