全国高校駅伝

男子、大牟田8位 女子、北九州市立が過去最高4位 /福岡

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男子の8位でフィニッシュする大牟田の花本=山崎一輝撮影 拡大
男子の8位でフィニッシュする大牟田の花本=山崎一輝撮影

県勢、序盤から果敢な攻め見せた

 京都市のたけびしスタジアム京都(西京極陸上競技場)を発着点に20日開かれた男子第71回、女子第32回全国高校駅伝競走大会(毎日新聞社、日本陸連、全国高体連など主催)で県勢が健闘した。女子は2年ぶり10回目の北九州市立が1時間8分8秒で過去最高順位の4位。男子は3年連続43回目の大牟田が2時間4分18秒の8位でフィニッシュ。2013年の準優勝以来の入賞を果たした。【大坪菜々美】

男子 大牟田8位、7年ぶり入賞 2区、主将の意地 「チームのため」向かい風に負けず

 大牟田は1、2区に副主将と主将を配置し、前半から攻める作戦で挑んだ。1区・太田(3年)は序盤から積極的に走るも先頭集団に一歩及ばず、10位でたすきをつないだ。「調子が良かっただけに力不足だった」と悔しさをにじませた。2区の主将・林(同)は向かい風が強い中「大牟田のために」と順位を入賞圏内の8位に上げ「主将の意地を見せた」と赤池監督。

 3区・荒巻(2年)はさらに順位を一つ上げて7位としたが、4区・神谷(3年)は順位を三つ下げた。それでも昨年の都大路を経験した5区・馬場(2年)が順位を一つ上げ、さらに3年目にして初めて「都大路」でたすきをつないだ6区・田中(3年)が執念の走りで再び8位へ引き戻した。

 アンカー花本(1年)は普段監督から言われる「気が弱い」を振り払うかのような粘り強い走りで8位でフィニッシュした。試合後、林は「大牟田のスタートはここから」と後輩たちに託した。

学校で200人応援

大牟田の選手に声援を送る生徒たち 拡大
大牟田の選手に声援を送る生徒たち

 大牟田高校(大牟田市草木)では20日、生徒会や部活の選手、教職員ら約200人が、新型コロナウイルスの感染防止のため広い体育館に集合し、大型プロジェクターを前に応援した。

 レースは中盤以降、入賞の8位を確保しようという展開に。応援の生徒たちは各中継所での順位に一喜一憂し、赤い旗を振って声援を送った。アンカーが必死の走りで8位でフィニッシュすると拍手が鳴り響いた。

 生徒会の鬼塚悟央会長(17)は「入賞できてすごかった。レースに出た選手だけでなく、駅伝部の部員全員の健闘をたたえたい」と話した。【満島史朗】

女子 号砲、エース飛び出す 北九州市立、過去最高4位

女子の4位でフィニッシュする北九州市立の野田=山田尚弘撮影 拡大
女子の4位でフィニッシュする北九州市立の野田=山田尚弘撮影

 1区の飛び出しから流れに乗った北九州市立は過去最高順位の4位に入った。

 「日本一になりたい」と3年前に入部してきたエース酒井(3年)はスタートと同時に集団から抜け出し、2位に22秒差をつける区間賞でたすきをつないだ。「区間賞を取ることしか考えてなかった」と話す酒井に荻原監督は「想定以上の走りだった」とたたえた。

 「酒井先輩の順位をキープする」と臨んだ2区・柳井(2年)は言葉通り勢いのあるスパートをみせ、1位を死守。7月に大腿(だいたい)骨を疲労骨折し、けがに悩まされていた3区・戸田(1年)は、ラスト400メートルで2位と4秒差に詰められるも粘りの走りで1位をキープ。4区・梅村(同)は残り1キロ地点で3位となるも「笑顔で渡したい」と懸命に前を向いた。

 5区の野田(同)は一時5位になったが「チームのために」と前の選手を追い抜き4位でフィニッシュ。野田は「悔しい」と涙を見せたが、仲間からは笑顔で迎えられた。

〔筑後版〕

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