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「多くの人々が目に見えない放射能の恐怖の中でいかに苦しみ避難したか、想像力を持って理解してください」。2011年3月の東京電力福島第1原発事故で道内へ避難した人が国と東電に損害賠償を求める訴訟。今月4日、札幌高裁で始まった控訴審で意見陳述した原告団長、中手聖一さん(59)の言葉には熱がこもっていた。
福島市から避難し、妻子と共に札幌市に定住。訪問介護事業所を営み、働き口が定まらない避難者の受け皿作りにも努めてきた。事故から10年の歳月が流れようとしている今、心配しているのは収束の見通しが立たない新型コロナウイルスだ。
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