菅首相の呼び名、ガースーから「スガーリン」に? 自民議員のぼやきと苦笑のワケ

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日本学術会議の梶田隆章会長との会談について記者団の質問に答えるためマスクを外す菅義偉首相=首相官邸で2020年10月16日午後6時4分、竹内幹撮影
日本学術会議の梶田隆章会長との会談について記者団の質問に答えるためマスクを外す菅義偉首相=首相官邸で2020年10月16日午後6時4分、竹内幹撮影

 菅義偉首相はインターネット番組で「ガースーです」と愛称で自己紹介し、「緊張感がない」と批判を浴びたが、このところ別の呼び名も使われているようだ。その名も旧ソ連の権力者、スターリン(1878~1953年)になぞらえた「スガーリン」。首相の強権的な一面をのぞかせている。

 「最近、首相は役所の中で『スガーリン』って呼ばれているらしい」。自民党のベテラン議員はこう漏らし、ため息をついた。「気に入らない役人をどんどんクビにしてきたからな」

 スターリンはかつて弾圧や粛清を繰り返し、共産主義下で独裁体制を築いた指導者で、「スターリン主義」という言葉も生まれた。

 首相は官房長官時代、力を入れていた「ふるさと納税」の制度拡充に異論を唱えた総務官僚を要職から外した「実績」がある。政権の決定に反対する官僚は「異動してもらう」とも明言した。日本学術会議が推薦した新会員候補6人の任命を拒否したことも問題視されている。政治スタイルも周りに相談して決めるのではなく、自分一人で決断するタイプとされる。

 「ガースー」は…

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