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米国でワクチン接種希望は半数 黒人や中南米系に懐疑論 専門家「科学リテラシー」訴え

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ワクチンの注射を受けるサンドラ・リンゼイさん(左)=米ニューヨーク市で2020年12月14日(ノースウェルヘルス提供)
ワクチンの注射を受けるサンドラ・リンゼイさん(左)=米ニューヨーク市で2020年12月14日(ノースウェルヘルス提供)

 新型コロナウイルスの感染者、死者ともに世界最多の米国で、ワクチンの接種が進んでいる。ワクチンを受けた人は23日、100万人を超えた。ただ、黒人や中南米系を中心に歴史などを背景としたワクチンへの不信感があり、接種を希望しているのは国民全体でも半数にとどまるとの調査もある。世界保健機関(WHO)は、集団免疫の獲得にはワクチン接種率が65~70%になる必要があると指摘しているが、懐疑論をどこまで払拭(ふっしょく)できるかがカギとなりそうだ。

 「過去の歴史を理由に接種したがらないマイノリティー(人種的少数派)の人たちに言いたい。私は自分が(初の接種の)ターゲットにされたとも、利用されたとも思わない。世界中の私のような人にワクチンを受けることをお勧めします」。米国で接種第1号となった東部ニューヨーク市の黒人の看護師、サンドラ・リンゼイさんは、接種後の記者会見でそう語った。

 リンゼイさんが「私のような」と訴えたのには理由がある。米国ではかつて…

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