珍しい深海魚テングノタチ、富山湾で捕獲 6年ぶり3例目 日本海側で相次ぐ

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体長約1メートルもある珍しい深海魚「テングノタチ」の計測作業=富山県魚津市三ケの魚津水族館で2020年12月22日、青山郁子撮影
体長約1メートルもある珍しい深海魚「テングノタチ」の計測作業=富山県魚津市三ケの魚津水族館で2020年12月22日、青山郁子撮影

 天狗(てんぐ)の鼻のように長く突き出た頭部を持つ珍しい深海魚「テングノタチ(天狗の太刀)」が22日早朝、富山県射水市沖約1・2キロの定置網で捕獲された。富山湾での捕獲例は6年ぶり3例目という。漁師から譲り受けた魚津水族館(魚津市三ケ)で報道陣に公開された。

 テングノタチは、有名な深海魚「リュウグウノツカイ」のように細長い体形だが、体長は大きくても約2メートルというミニ版。しっぽ近くにある総排出口から墨を吐き出すという、イカやタコのような変わった習性もある。

 主に太平洋に生息するとみられ、全国的にも捕獲例が少ないが、今年は11月に福井県美浜沖で、12月には新潟県糸魚川市の海岸に打ち上がるなど日本海側での捕獲例が相次いでいる。魚津水族館の木村知晴・飼育員は「対馬暖流に乗って南からやってきたのでは」と推測する。

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